初診のご案内(2002年4月1日)
当クリニックの初診の方法と、その考え方についてご説明申し上げます。
当院は自閉症や注意欠陥多動性障害、学習障害などの発達障害の子どもと成人を対象にしたクリニックです。私たちは診断・評価ということを非常に大切に考えています。診断・評価は単に障害を分類するものではなく、今後のお子さんの指導や援助に役立てていくための大切なステップです。
私たちは
- 乳幼児期からの発達歴を詳細に聴取すること、
- 現在の家庭や幼稚園や学校での様子を聞き出すこと、
- 心理テストを行いその結果やテスト場面、遊びの場面などを直接観察すること
で得たお子さんの情報を総合的に判断して診断します。また、そのような目的のためにはじっくりと時間をかけてお子さんの状態を詳細に把握する必要があります。診断・評価で得られた情報は御父母と共有し、できれば学校などの教育機関にもフィードバックして役立てていただきたいと思います。そのためには御父母への説明の時間を十分にとること、文書による評価書を作成することが有用です。
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お子さんの年齢や発達水準にもっとも適合した心理テスト(PEP−R,WISC-Vなど)を1種類行い、結果については当日口頭でご説明し、後日医師による診断書(A4で3枚程度)心理スタッフによる心理テスト報告書(A4で6枚程度)を郵送いたします。診断書には医師による診断とその根拠、心理職によるテスト結果とその結果の解釈、医師・心理による今後の療育プランが含まれます。テスト場面はビデオで記録し、スタッフミーティング時の参考にします。このプランは欧米の専門機関の方法をモデルにしています。必要な検査・評価を集中的に行いますので、ほとんどの場合、初診時に診断名をご説明することが可能です。
1日コース(10時30分から午後3時15分)のスケジュール
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医師 |
心理 |
父母 |
子ども |
| 10:30〜10:40 |
スタッフミーティング |
受診手続きなど |
| 10:40〜12:40 |
子どもと対面・観察後父母と面接 |
医師と陪席後テスト |
医師面接 |
テスト |
| 12:40〜14:15 |
テストの採点、ビデオ観察、診断の確定、療育方針の確認などのためのスタッフミーティング |
休憩 食事などに外出 |
| 14:15〜15:15 |
医師と心理による父母への説明(子どもは年齢などによって別室で待機することもあり) |
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費用は21万円です。医師による診断書(A4で3枚程度)心理スタッフによる心理テスト報告書(A4で6枚程度)を含みます。診断書には医師による診断とその根拠、心理職によるテスト結果とその結果の解釈、医師・心理による今後の療育プランが含まれます。
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1.心理テストはすでに別の機関でやっていますが、受ける必要がありますか?
心理テストはテスト結果だけでなく、テスト場面で子どもがどのように行動するかが診断・評価のために非常に重要な情報になります。また当院ではテスト結果を解釈する際に必ず医師と心理職が意見を交換しています。他の機関でおこなった結果は参考にさせて頂きますが、責任ある診断・評価をするためには当院でテストを受けていただくことが前提になります。
2.発達障害かどうかわからないのですが
登校拒否やこだわりなどの神経症的な症状の基盤に発達障害があることがありますので受診は可能です。ただし初診・初期評価後に発達障害では無いことが明らかになった場合は、それぞれの専門機関の受診をお勧めすることになります。
3.現在かかっている医師の紹介状は必要ですか?
なくてもかまいませんが、とくに薬物療法をうけている方は薬物の内容だけでもわかった方がより正確に評価できます。
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