-受付終了-(2008/7/18)
第2回 医師のためのDISCOセミナー
DISCOの概要
DISCO(The Diagnostic Interview for Social and Communication Disorders)11th edition(2003)はLorna Wing博士・Judith Gould博士らにより開発された自閉症スペクトラムを中心とする発達障害の診断・評価のためにツールです。DISCOは言語発達、運動発達を含む発達全般についての設問と発達障害や精神障害でみられる非定型的行動に関する設問が合計約300項目にわたって設定され、発達歴と現症の記述および支援プログラムの作成に必要な情報を系統的に得ることを目的としています。またこの評定に基づいたアルゴリズムに従ってICDー10による診断、Gillbergらの診断(2001)、Wing and Gould (1979)の診断を行うことが可能です。
DISCOの聴取項目には自閉症特性に限定せず移動などの自立能力、計算などの学習能力、カタトニア、抑うつや妄想などの精神科的症状、非行や犯罪傾向などの司法精神医学的問題についての情報を得るための項目もあります。つまりDISCOは発達や行動特性を多様な側面から多項目にわたって把握するという特徴があり、いわば bottom up的な情報収集を行うため、今後国際的診断基準が変わっても診断アルゴリズムを変更することで対応できるようになっています。対象の年齢層は幼児から成人までカバーしており、児童精神科臨床のみならず一般精神科臨床や成人の司法臨床にも使用可能です。
本セミナーの位置づけ
昨年度Judith Gould博士の協力のもと日本で初めてのDISCOセミナーが開催され、今後日本では内山登紀夫を主催トレーナーとして日本語によるDISCOトレーニング・セミナーを開催することが確認されました。本セミナーはDISCOを日本においてトレーニングする正式な資格を得た唯一のセミナーです。本セミナーのすべてのコースに参加し、レポートが一定の水準に達したと判断された方には全英自閉症協会(National Autistic Society)のLorna Wing博士とJudith Gould博士の連名の認定証が交付されます。なおDISCOは英語版も日本語版も市販はされず、トレーニングを受けて認定された専門家しか使用することができません。
<日時>
ステージT (3日間)
2008年9月13日(土)・14日(日)・15日(月/敬老の日)
ステージU (2日間)
2009年1月11日(日)・12日(成人の日)
<講師>
内山 登紀夫(よこはま発達クリニック)
吉田 友子(よこはま発達クリニック・ペック研究所)
藤岡 宏(つばさ発達クリニック)
26万2500円(税込) ※ステージT・U受講料およびレポート審査料を含む費用です
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参加資格
原則として日常、発達障害の診断・臨床を行っている医師を対象とさせていただきます。参加者はステージT終了後、ご自身の臨床の場において、DISCOを用いて発達障害の事例についてインタビューする必要があります。希望者多数の場合は受講審査をさせていただきます。
受講の可否のお知らせ
申し込みをいただきましたら、受講の可否について遅くとも7月上旬までにお返事をいたします。受講が決定した方にはマニュアルとCDをお送りしま す。入金方法などは受講可否のお返事とともにお伝えいたします。
認定要件について:ステージT,Uのすべての講義(ロールプレイを含む)に参加し、レポートの提出などの「宿題」を完成させること、一定水準以上の評定を行えることが認定の条件になります。
なおステージTのみ、ステージUのみの参加はできません。ステージTのみ参加されてステージUをキャンセルされても受講料の返金はいたしかねますのでご注意ください。
受講者が行うセミナーの準備
受講が決定した方にはDISCOマニュアル(日本語版)と内山がDISCOを用いてインタビューしたケース(カナータイプの自閉症のお子さん)のCDをお送りします(音声のみ)。
受講者の方はステージTの初日までに、CDを聞いてご自身でDISCOを用いて評定をしていただくことになります。CDの記録時間は2時間から3時間程度です。評定するには最低でも半日程度はかかると思います。ステージTの初日にご自身で評定された評定用紙を持参していただきます。
<ステージT> 3日間 |
| 1日目 |
9:30〜10:00 |
集合、登録、コーヒー |
| 10:00〜10:15 |
イントロダクションとコースの概要の説明 |
| 10:15〜11:30 |
自閉症の概念、自閉症と自閉症スペクトラム概念の歴史 |
| 11:30〜11:45 |
ティータイム |
| 11:45〜13:00 |
さまざまなケースのビデオ提示 |
| 13:00〜14:00 |
ランチ |
| 14:00〜16:30 |
DISCOの重要ポイントについての講義 |
| 2日目 |
9:30〜10:00 |
集合、登録、コーヒー |
| 10:00〜11:00 |
心理学的アセスメントについての講義 |
| 11:00〜11:15 |
ティータイム |
| 11:15〜13:00 |
インタビューのCDを聞いてレーティングする練習 |
| 13:00〜14:00 |
ランチ |
| 14:00〜16:30 |
インタビューのレーティングを継続 |
| 3日目 |
9:30〜10:00 |
集合、登録、コーヒー |
| 10:00〜15:30 |
小グループに分かれて受講者の受け持ちの自閉症スペクトラムの方を想定したロールプレイを行う
(途中13:00〜14:00 ランチ) |
| 15:30〜16:00 |
「宿題」についての説明 |
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ステージTの終了
ステージ1の終了後の受講者のホームワーク
受講者が自分自身のケースにインタビューしDISCOの評定を行い、コーディングシートと所定の用紙に所見を記入し11月30日までによこはま発達クリニックに送付していただきます。
ステージU |
通算
4日目
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9:30〜10:00 |
集合、登録、コーヒー |
| 10:00〜16:30 |
自分のケースについてのロールプレイを行う
(ランチタイム、ティータイムを適宜はさみます。) |
通算
5日目 |
9:30〜10:00 |
集合、登録、コーヒー |
| 10:00〜16:30 |
ケースについてのロールプレイの継続
DISCOを用いた診断アルゴリズムの講義
Wing and Gouldの基準とICD-10に基づいた診断を行う
(ランチタイム、ティータイムを適宜はさみます。) |
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16:30 |
終了 |
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2008年6月30日受付締め切り(メール・郵送必着)
その後、応募者多数の場合は受講審査をします。
以下の内容を記載し、メール、ファックス、郵送などでお申し込みください。
- 氏名
- 勤務先(機関名、住所、電話番号)
- ご専門(児童精神科、小児科、精神科、小児神経科、リハビリテーション科、その他
- 連絡先(PC用メールアドレス、電話番号、携帯番号など)
- 受講の動機や目的(簡潔にお書き下さい)
- 発達障害に関する臨床歴(過去数年間の臨床内容について簡潔にお書き下さい
- 過去2年間に受講されたよこはま発達クリニックあるいはペック研究所主催の講演会・研修会等に参加された方は、参加した講演会などの名称と時期についてお書き下さい。
メールでのお申し込みの場合は、FAX送信用PDFの内容を入力の上送信ください。
よこはま発達クリニック
電話:045-942-1077
FAX:045-942-1099
e-mail:info@ypdc.net
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